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論語の教え(その十三)

11月 1st, 2015 Posted in 論語 | no comment »

朋(とも)、遠方(えんぽう)より来(き)たる有(あ)り
亦楽(またたの)しからずや
人知(ひとし)らずして慍(うら)まず
亦君子(またくんし)ならずや

朋(とも)、遠方(えんぽう)より来(き)たる有(あ)り 亦楽(またたの)しからずや 人知(ひとし)らずして慍(うら)まず 亦君子(またくんし)ならずや

朋(とも)、遠方(えんぽう)より来(き)たる有(あ)り
亦楽(またたの)しからずや
人知(ひとし)らずして慍(うら)まず
亦君子(またくんし)ならずや

孔子は礼式と音楽を学び、三十~四十才代には祭礼の仕事で身を立てました。
朝廷から大きな祭典を引き受けた時など、遠くから仲間が駆け付けて来てくれるのは、とても嬉しく楽しいものです。
来てくれた友への感謝の心と同時に友情が一層深まります。
しかし、期待していた友が来てくれない事も有ります。
このような時でも友を怨まないのが、人格者つまり「君子」だと、孔子は言います。
何かの都合で来られなかったのかも知れませんし、来るだけの価値が無いのかも知れません。
最後の「慍(うら)まず」は、相手を怨む前に、自分を厚く責めて、自分の技量を高めるのが、「君子」の姿だと教えています。
絵・矢貫栄子
文・佐藤敏彦
論語の教えを広める会
鎌倉論語会館内