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論語の教え(その十四)

12月 1st, 2015 Posted in 論語 | no comment »

礼(れい)の用(よう)は
和(わ)を貴(とうと)しとなす

礼(れい)の用(よう)は 和(わ)を貴(とうと)しとなす

礼(れい)の用(よう)は
和(わ)を貴(とうと)しとなす

「礼」は、相手を「尊敬」する心が根元にあって、それが言葉や態度に表れたものです。
孔子は、「形や言葉だけを大切にして、敬いと感謝の心の無い礼ではない」と戒めます。
「和」は、天から地から人々から、「徳」を戴いて居るので、善を尽くし「徳」で報いようとする「互恵(ごけい)」の心です。
相手の幸福を願い、互いに恵み合う心は、人々の心に深く広く感化して行きます。
和合・和睦等は、私達にとってなじみ深い言葉です。
二宮尊徳はこの「和」の心で、人々の至誠・勤労・倹約・分度・推譲等の「礼穣(れいじょう)」の心を引き出して育てて、荒廃した多くの村を復興させました。
なお孔子はこの言葉の最後で、「和」に眞れ過ぎない様に、「礼」による節度を忘れてはならないと教えています。
絵・矢貫栄子
文・佐藤敏彦
論語の教えを広める会
鎌倉論語会館内