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論語の教え(その十八)

4月 1st, 2016 Posted in 論語 | 6 comments »

之(これ)を知(し)るを之(これ)を知(し)ると為(な)し
知らざるを知らずと為せ
是(こ)れ知(し)るなり

之(これ)を知(し)るを之(これ)を知(し)ると為(な)し 知らざるを知らずと為せ 是(こ)れ知(し)るなり

之(これ)を知(し)るを之(これ)を知(し)ると為(な)し
知らざるを知らずと為せ
是(こ)れ知(し)るなり

これは孔子が長老クラスの門弟に「知ったか振りをしてはいけない。」と厳しく諭したときの言葉です。
知っている事と知らない事とを、はっきりと認識しておかないと、知識は深められません。
良い教えを聞いたり読んだりしても、それを自分の物にしない内に人に話してしまうと、あだかもそれが身に付いた様に感じてしまうので、本当の徳が身に付きません。
孔子は「道(みち)に聴(き)きて塗(みち)に説(と)くは、徳(とく)を之(こ)れ棄(す)つるなり。」とも説いており、これは聞きかじりに対する戒めとして、「道聴塗説(どうちょうとせつ)」の四文字熟語で知られている言葉です。
聞いた事や学んだ事の中から幾つかの好きな事を見つけ、これを深めて行くと幾つかの楽しいものが見つかります。
この中で、人々の役に立つものを行う事が、その人の天命なのです。
知識を深める事は、私達が天から戴いている天命を探して、これを育てて行くための基本です。