論語の教え(その二〇)

之を知る者は
之を好む者に如かず
之を好む者は
之を楽しむ者に如かず

これを知っていても、これが好きな人にはかなわない。
これが好きでも、これを楽しんでいる人にはかなわない。
この事は、日常活動の全ての分野で、自分の進むべき道を見つけ深めて来た人なら誰でも知っている真実です。
「仁」を知った人は、これを利用して見ると、相手の人から喜ばれ、その姿を見て自分も嬉しくなり、更に仁を活用しているうちに楽しくなり、気が付いてみると本当の仁者になって居ると言われます。
好きな事の中から楽しい事を見付け出して行うと、どのような困難も苦労に感じないという、不思議な力が湧いてくるものなのです。
孔子は自分の姿について、「一つの事に熱中して食事を忘れ、今やっている事が楽しくて心配事を忘れ、老のまさに訪れようとするのも忘れている。』と言っています。
絵・矢貫栄子
文・佐藤敏彦
論語の教えを広める会
鎌倉論語会館
TEL 0467-50-0303

This entry was posted on 水曜日, 6月 1st, 2016 at 06:05 and is filed under 論語. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Responses are currently closed, but you can trackback from your own site.

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